SDGSとは
最近よく耳にするSDGs(エス・ディー・ジーズ)という言葉。
これはSustainable Development Goalsの略で2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーたちによって決められた17個の持続可能な開発目標のこと。
SDGsの取り組みは個人でもできることがたくさん。今回はSDGs 3つ目の目標、「すべての人に健康と福祉を」をクローズアップ。早速できることから行動してみよう!
【すぐできる3つのSDGsのアクションとは?】
SDGsの3つ目、「すべての人に健康と福祉を」では、子どもから大人までみんなが健康で、安心して暮らせる福祉サービスが十分に受けられることを目標としている。 「健康な状態」は、病気やケガがないことだけを指しているわけではない。 WHOでは「健康」について以下のように定義している。 “健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます
※1” このように、肉体的だけでなく、精神的にも健康である世界を実現するために、今回の目標3が重要なのである。現状、世界では、5歳の誕生日を迎えられずに命を落としてしまう子どもが、毎日約 15,000 人近くもいるという(1年間に約520万人)※2。
途上国では、適切な医療や治療が受けられれば治るような病気も、健康診断や予防接種などの基礎的な医療保険サービスを受けることができなかったり、基本的な予防知識がないために、多くの子どもたちが命を落としている。途上国・先進国という枠を超えて、平等な医療が受けられるような取り組みをしていかなくてはならないのである。
これらに対し、私たちが個人レベルでできることってなんだろう?
寄付をしてみる
私たちが気軽に始められるものの一つが寄付。選択肢は多くあるが、例えば、ユニセフ募金では、保健、栄養、水と衛生、教育、子どもの保護など、150以上の国と地域で行われているユニセフの活動全体を支えることができ、支援が必要な子どもたちのサポートを行うことができる。